皮膚に酸素を吸収させる新しい美容方法。
どうして酸素でしわ・シミが改善するの?
ヒトの皮膚は外側から、表皮層・基底層・真皮層という構造になっています。
真皮層はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などの組織で構成されています。
これらの組織は、ATP(アデノシンミリン酸)というエネルギー物質によって産生されています。
このATP(エネルギー物質)を産生するためには酸素が必要ですが、人体の最も外側にある皮膚細胞は、体の中で最も酸素が届きにくい場所です。
それゆえに真皮層も酸素不足になりやすく、そうなるとこれらの組織も産生されにくくなりしわやたるみの原因となります。
また表皮層は、28日周期で合成が繰り返され、古くなった角質が剥がれ落ちていきます(ターンオーバー)。
表皮細胞は基底層で産生され、性質や構造を変化させながら押し上げられて角質層へとたどりつきます。
ところが酸素不足で新しい細胞を産生する力が衰えた細胞は、正常なターンオーバーができなくなります。
このような状態の肌は、角質層が厚くなり、肌のきめがあらくなります。
またターンオーバーで排出されるメラニンが皮膚の中に残ってしまい肌がくすんでくるなどの症状が現れます。
そんな酸素不足の皮膚細胞に酸素を直接供給することで、細胞にエネルギーを与えて活性化しターンオーバーも正常になり、真皮の組織にも影響を与えるので、肌はうるおい、きめの整った明るく張りのある肌へと導きます。
化粧品は次回ご案内します。